クイーンS

今日はクイーンSの傾向を過去9年のデータからお送りします。

一つ目は
４コーナー先頭が必勝！

過去９年のうち、実に８年で「４コーナー先頭」だった馬が優勝しています！
そのうちの６頭が“逃げ”の戦法を とった馬で、２頭が好位から４コーナーで先頭に立った馬。
４コーナー先頭で唯一敗れた馬は、2005年に逃げを打ったスターリーヘヴン(単勝６番人気、 14着)だけですが、今年も逃げ馬や、早めに仕掛けられる馬からは目が離せませんよ。
なお、率の上で見ても、後方に位置する馬より、前団に位置していた馬の数値が高 く、“前で競馬を進められる馬が有利”の傾向が過去のデータから出ています。



二つ目が
伏兵馬の台頭？！

単勝人気別成績では、「１番人気」の馬が連対率55％を超える高い数値をマークし ています。
しかし、「１番人気」の馬の優勝例は2001年のヤマカツスズラン以来途絶えており、２着に入ったのも昨年のレジネッタが５年ぶりで、近年は不振 傾向にあります。
その一方で、「６番人気以下」の好走はコンスタントに続いており、７番人気での優勝例が２頭（2002年ミツワトップレディ、2003年オー スミハルカ）いるように、狙い目は十分だと考えられます。
「１番人気」で優勝した２頭には“前走でマーメイドＳに出走し、１番人気で２着”の共通点があったこと は、覚えておいて良いんじゃないですか？




最後3つ目
４歳馬がリード！

過去９年の優勝馬９頭のうち、６頭が「４歳馬」でした。
「４歳馬」は２・３着数こそ少ないが、勝率では断然 トップの数値をマークしています。
ただし、３着以内に入った「４歳馬」は、すべて５番人気以内に推された馬だった点は、覚えておいてください！！
つまり、「６番人気 以下」での好走は、いずれも「３歳馬」か「５歳以上」の馬だったことになります。
最も劣勢傾向にある「６歳以上」の馬だが、近年は２年連続で「６歳馬」が３着 以内（2007年ディアチャンス３着、昨年ヤマニンメルベイユ優勝）に入っており、今年も出走馬がいればノーマークにはできないとおもいますよ～。



ではではまた明日！！